不動産を購入する際に立地条件は重要ですが、条件の良し悪しの判断は人それぞれで異なります。
また、単身世帯とファミリー世帯、高齢者世帯でも不動産に求めるものは違ってくるでしょう。
不動産選びの基準の1つとされる「駅近」か「郊外」かについて、今回は駅近物件に焦点を当てて選択するメリットと注意点についてまとめました。
駅近の不動産を購入するメリット
利便性を重視するのであれば、駅近の物件は最適と言えます。
地域によって多少の差はありますが、たいていの駅近の物件は主要駅から徒歩5分から8分程度の距離にあるものを指します。
主要駅とは特急や快速の停車駅で、周辺には商業施設や飲食店が充実しているのが特徴です。
駅周辺は賑やかな印象があるため防犯面に不安を感じる人もいますが、夜遅くまで明るく人通りが多いので、かえって治安も良くなります。
通勤や通学には安心で便利な好立地でもあるのです。
最近は交通アクセスの良さから、駅周辺に保育園・学習塾・各種クリニック・金融機関・郵便局・役所などが集中している地域も多く、公園など緑の整備も進んでいます。
そのような地域では、世代を問わず生活全般の利便性が高くなります。
立地条件に恵まれた駅近の不動産は、少々築年数が古くても高値で売れるのも魅力です。
将来、何かの事情でマイホームを手放すことになったとしても、売却しやすいこともメリットと言えるでしょう。
駅近の不動産を購入する前に知っておきたい注意点
駅近の物件には、マンションが多いのが特徴です。
駅近で戸建てを探すと、周辺に高層マンションが多いため日当たりが悪い物件が目につきます。
ビルとビルの間の狭小住宅も多いので、郊外のほうが敷地面積の広い物件を探しやすいでしょう。
公共交通機関が充実しているので、分譲マンションでは駐車場の確保が難しい物件もあります。
日常生活で車が必須の人は、注意が必要です。
駅近の新築タワーマンションは人気が集中するため価格が高騰を続けており、5,000万円以上する物件も多くあります。
それに対し郊外では、同等の物件が半額以下も珍しくありません。
駅近は立地条件に恵まれている分、築古の物件が多いのも特徴です。
新築や間取りにこだわりたい場合は、郊外のほうが希望の物件が見つかりやすい可能性があります。
まとめ
駅近の不動産は郊外に比べて敷地面積が狭いなどのデメリットもありますが、資産価値が高く暮らしやすい立地はやはり魅力的です。
不動産を駅近か郊外かで考えるとき、選択の基準は住む人が快適さに何を求めるかによって分かれます。
それぞれのメリットやデメリット、周囲の環境などを冷静に吟味して理想の物件を手に入れたいですね。
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