角地は不動産のなかでも人気の立地なので、一般の土地に比べると売却しやすいのが特徴です。
とはいえ、アピールポイントや注意点を売主が事前に把握しておくことも大切ですよ。
そこで今回は、不動産売却における角地のメリットやデメリット、上手に販売するコツにフォーカスします。
角地の売却を検討している方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
角地の不動産を売却するメリット・デメリットをチェック
まずは、角地の不動産のメリット・デメリットをみていきましょう。
メリット
●設計が比較的自由にできる
角地は2方向以上が道路に接しているため、玄関や駐車場の位置を自由に選択しやすく、間取りに対する自由度が高いのが特徴です。
特に注文住宅との相性がよいといえるでしょう。
●資産価値が高い
角地には根強い人気があるため、将来的にも高値で売却しやすく、老後の住み替えなどにも有利です。
●建ぺい率で得ができる
厳密にいうと自治体によって異なりますが、角地は建ぺい率が10％アップするため、一般の土地に比べて広い家を建てられます。
●日当たりが良く開放感がある
角地の特性である道路に接する部分が多いために、採光がしやすく開放感が味わえます。
●防犯性が高い
道路に面する場所が多い分、人や車の目があり、防犯対策として有効です。
デメリット
●コストがかかる
人気が高く、希少性もあるため、一般の土地に比べて土地の価格や維持費（固定資産税など）がかかります。
●騒音や交通事故が気になることも
交通量や人の通りが多い道路に面している場合は、騒音や事故などが気になることもあるので注意が必要です。
角地の不動産を売却するにはどのようなコツがある？
では、先述したメリット・デメリットを踏まえて、上手に販売するコツについてご説明します。
もともと人気が高く売却しやすい角地ですが、コツを押さえて行動すると、よりよい条件で販売できるでしょう。
売却活動におけるコツは、下記の2つです。
●メリットを上手にアピールする
●デメリットは隠さずにカバーする方法を伝える
担当者に相談しつつ、広告掲載の際などに、メリットを十分にアピールできるとよいですね。
デメリットは決して隠さずに、居住者ならではの解決策を事前に伝えておくとトラブルも防げて一石二鳥です。
外構では植栽や塀、内装では防音性の高いサッシを採用するなど、工夫できる部分を具体的に挙げてみましょう。
まとめ
今回は、角地の不動産売却におけるメリット・デメリットや販売のコツについて詳しく紹介しましたが、いかがでしたか。
角地のメリットをアピールポイントとして、デメリットは工夫次第でカバーできることを伝えるとよりスムーズに販売できるでしょう。
満足度の高い売却活動ができるとよいですね。
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