戸建てを購入したら、月々のローン返済だけでなく税金や保険料、修繕積立費が必要です。
そこで戸建ての維持費はいくらかかるのか、年間平均や注意点を解説します。
戸建ての維持費はいくらかかる?:年間平均と内訳
戸建ての維持費がいくらかかるのかは、建物の大きさや築年数によって異なります。
それぞれいくらかかるのか、年間平均と内訳は次の通りです。
各種税金
エリアに関わらず必ずかかるのが固定資産税で、次の計算式で算出できます。
固定資産税 = 固定資産税評価額 × 1.4%(年間平均10万円から15万円)
さらにエリアによっては、都市計画税が必要です。
都市計画税 = 固定資産税評価額 × 0.3%(年間平均3万円から5万円)
保険料
戸建てでは、火災保険に加入するのが一般的です。
加入内容によって保険料は変わりますが、相場は契約期間10年で約10万円です。
地震や水災など幅広いリスクに備えるなら、さらに10万円前後の保険料がかかります。
修繕積立費
修繕積立費は、経年劣化や故障による修繕・リフォームに対応するための費用です。
新築戸建てでは築10年前後から必要になるため、購入時より計画的に貯蓄していきましょう。
築10年(約300万円)
築10年前後では、外壁・屋根の塗り替えや土台の防腐・防蟻処理をします。
また給湯器やガスコンロ、エアコンなど屋内設備の交換が必要です。
築15年(約200万円)
築15年前後では、トイレやユニットバスなど水回りの交換が必要です。
築20年(約300万円から500万円)
築20年前後では、外壁・屋根の塗り替えもしくは張り替えが必要です。
さらに給排水管のメンテナンスや、屋内設備の交換が発生します。
戸建ての維持費はいくらかかる?:注意点
戸建ての維持費が実際にいくら必要となるかは、修繕計画に大きく影響します。
そのため注意点として、新築時から貯蓄を進めておきましょう。
知っておきたい注意点
最初の20年で1,000万円近くの修繕費が必要となる計算ですが、修繕を欠かさずおこなうことで建物や設備の劣化を遅らせられます。
すると次回のメンテナンス時点での劣化が小さくなり、修繕コストも節約可能です。
一方で修繕を怠ると、突発的な故障などにより余分なコストがかかってしまいます。
そのため修繕の際は内容や頻度を比較して、トータルでいくら必要になるのかを知っておくのがポイントです。
まとめ
戸建ての維持費にはいくら必要なのか、目安の金額と注意点について解説しました
維持費の大部分を占める修繕費は、新築時より積み立てるのがポイントです。
しっかりとメンテナンスすれば長く住める家になるため、計画的に貯蓄していきましょう。
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