不動産を売却するときには、査定をおこないます。
できるだけスムーズに高く売るためには複数の業者から査定を受けて、一番金額の高いところを選ぶとよいでしょう。
今回は不動産売却の査定と基準について注目して解説しますので、今後不動産を売却される方はぜひ参考にしてみてください。
不動産を売却する際の査定方法とは？
最近では、不動産情報を1度入力するだけで複数の業者から査定を受けられるようになりました。
このサービスは無料で受けられるため、大変便利です。
査定額は業者によって、数百万円単位で金額が変わることもあります。
それらの金額差が一目瞭然なので、不動産を売却したい場合に不動産一括査定は役立つわけです。
なお、査定の依頼方法は、「簡易査定」と「現地査定」の2つがあります。
簡易査定は、不動産を見ずに過去の売買データをもとにしておおよその金額を予想するものです。
一方、現地査定は、担当者が不動産の状態を調査し、金額を予測します。
現地査定では、敷地形状や敷地境界、敷地に面する道路の幅などを総合評価します。
これらの調査を受けるにあたっては、登記事項証明書や権利書、建物の図面など複数の書類が必要です。
少し手間がかかりますが、簡易査定よりも現地査定のほうをおすすめします。
なぜなら、より納得感のある金額を知れ、不明点があれば調査をおこなった専門家に尋ねられるためです。
とはいえ、現地査定は簡易査定よりも長時間を要するため、売却期間に期限があるなら早めに対応しましょう。
不動産を売却する際の査定の基準とは？
不動産の売却査定の基準は、以下のとおりです。
●不動産の状態
●立地
●近隣不動産の売買価格
●国が定める標準価格
不動産そのものの外観や設備は、非常に重要です。
マンションなら、エントランスや自転車置き場などの共有部分もチェックされます。
ほかには、公共交通機関との距離や学校の近さなども考慮されます。
また、近隣不動産の相場も重要です。
国土交通省の「土地総合情報システム」を利用すると信頼できる情報を得られますので、不動産を売却する際には一度チェックしてみてください。
さらに「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」や「財産評価基準書路線価図・評価倍率表」を見れば、国が定める不動産の標準価格を知ることができます。
まとめ
今回は、不動産の売却査定の方法と基準について解説しました。
あらゆる方々にとって、できるだけスムーズに高く売りたいのが本音なはずです。
そのためには正しく評価されているか確認することが重要です。
（株）ハウス・エージェントは、お客様のことを第一に考えご提案いたします。
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